全社研修でとりあげたい「テーマ」とは?!
全社研修を年に1、2回、泊まりがけの合宿形式するよーという会社は結構多いと思います。さて、せっかく集まるなら懇親や慰労を兼ねつつ、昼間はみんなのマインドセットが一段上がるようなテーマを持っていきたいですよね。
今回は、お客さん先の全社研修の2時間枠をいただき、こんなワークショップにして来ましたという概要です。場所は、浜名湖のほとり。温泉付きのホテルです。
対象者は「若手」と言いつつ、マネージメント層以外の全ての社員の方。
普段は、全国8拠点で勤務しているメンバーでした。
お客さんは、とても業績が伸びている、建設業界のお客様。
まずは、事前に、「テーマ設定」からご依頼者の方と膝付きで考えていきます。
今回は、「自社の(お客様への)付加価値を考える⇨腹落ちさせる(⇨普段の業務でその価値に向けてアクションしていくことを期待)」というテーマに決定。
この「付加価値」
単にリストアップするだけなら、まあ、できますよね。
研修では、お互いに擦り合わせて、合意して、自分ごとにしていけるか
が、研修(ワークショップ)でワザワザ時間をとる意味。
ワークショップでは以下のような流れにしてみました。
①「業界の脅威」のメリット・デメリット
②「業界の脅威」に取られた客先に対するカウンター営業のチーム対抗コンペ
③自社の付加価値を優先順位順にプレゼン
この自社の付加価値という漠然としたテーマ。
中長期的な目線で考えるためには、普段は同業他社の競合を意識することはあっても、
業界全体の脅威を意識することは、普段はなかなか時間を取れません。
ぜひ、全社研修のテーマに困ったら候補にしてみてください。